まだプレイログもまとめきれていないのに綴り始めちゃった…こちらはVOIDでHO1を握ったPLがお送りする、「うちの息子(PC)こんなにぼに(祈)のこと好きなのよ〜」と主張したい吐き出しです。よし語るぞ
ぼにへの想いの変遷
まず、自設定として弊ぼいち(以下黒田一樹)はそもそもお友達が圧倒的に少ない(もはやいない)タイプです。
これは自ら交友関係の構築を拒否していた訳でなく、何となく周りが彼に近づきがたく、一樹も特にこれと言って行動もしていなかったため。
※去る者追わず、来る者拒まず…で最低限のコミュニケーションはするけど深い話もしない。(事件以降の記憶喪失で同年代の子との会話にある程度壁は感じていたかもしれない。下手なこと言わず黙っとこ〜な態度で無口寡黙が加速した可能性はある)
また、一樹的には家に帰れば親父(黒田八代)や透兄(赤星透也)がたくさん甘やかしてくれるので、「友達」は特に重要ではなかった。家族さえいてくればいいかな〜って感じで、自分の心の拠り所を「家」にしていたのはある。
だから出会い頭に祈から「相性100%」って言われてなんだこいつと思っていた。そもそも自分はアンドロイド苦手だし…
そんな価値観で始まったVOID本編、ぼにはなんかぼいちに対して凄く好意的…めっちゃ褒めてくれる…。一樹も人間なので、苦手な対象といえど慕われて悪い気はしません。どっちかって言うと「こんなに真面目でいい奴なのに、一方的にぼにを嫌っている俺って…」という罪悪感ばかりがむくむく膨らんで言ったと思う。
「捜査の役に立ちたいとは思っています。ですが一樹のメンタルも優先したいです。何が不都合があるなら俺も調整します」
祈くんからのこの言葉、一樹くん苦しかったなって言ってました。(ニコリ…からの大の字)
そこから中盤に入りぼいちの拠り所だった「家」の崩壊……信頼していた家族にそれぞれ瀕死姿と冷たい眼差しを披露されてメンタルブレイク&そこに放り込まれる祈くん…;;;
一樹は祈のことを好意的に思っているが故に、自分がアンドロイドが苦手であることを祈くんに知られたくないと強く強く考えてます。(祈くんの察しが良すぎてほぼバレてるような状況でしたが)
アンドロイド嫌いを知ったら、祈は自分を想って必ず「配慮」をするだろうと。祈は全く悪くないのに…それがアンドロイドとしての正しい行動だったとしても一樹はとても嫌だった。理由はわからないけどとっても嫌〜!!な気持ち。
※無意識に、友のような対等な関係を望んでしまっていたのかもね
なのに、最悪な状況下でSANチェック入っちゃった。でも一樹くん発狂しなかったの〜!!!!えらい!!えらい!!!堪えた!!!
ただ殴らなかったにせよ祈に対し未遂行動を起こしてしまったことは、一樹にショックを与えました。「すまない」しか言えなかった…本当は祈の身も案じたいのに、逆に体調気を使われるし…「辛い時そばにいられなくてごめん」なんて謝られるし…状況把握することで今はいっぱいいっぱいだし…
たくさん祈くんによしよしされつつ一樹は思う。「アンドロイドに恐怖を感じること、祈を嫌うことは必ずしも=(イコール)にはならない。」と。ちょっとだけ恐怖心から前向きになれます。罪悪感にかられてばかりいるのではなく、自分も祈のパートナーとして、もっと彼に向き合おうと考え始めます。
そしたら逃げた先(スパロー)でお父さん(天城圭一)&有馬真二の日記から匂わせられるぼいちとぼにの関係性…!
一樹はこの二人からの情報と、三秋くんから出された黄海さんのデスク写真で、人間の祈とアンドロイドの祈は…とちょっと勘づいた体でいます。(RPもそう振る舞ってみたつもり)決定的な証拠はまだないけど、80%ぐらいは思ってしまっているかな…INT18の男なのでありうるかな…と。
でもこの場で突然俺たち幼馴染なんですね〜!友達だったのか〜!なんて言えないし、突然そんなこと言われてもお互い戸惑ってしまうので「事実ベースでは俺たちは繋がりがあるようだな」としか言えない一樹くん。
その後の祈くんの返答「俺は、一樹、あなたの…」と言う言葉に一樹は少しドキドキしていました。もしかして君も俺を…俺のことを…(友達かもって思ってる…?)と。
※ここログで実際祈くんは(大事な友人を犠牲にしていないか?)と全然違ったこと考えててすれ違い発生していたことに笑いました。ぼいちとても浮かれポジティブ男になってた。
けれど、祈くんから今の自分は「あくまでアンドロイド」って言われちゃった…「(俺は多分君は俺の友達だと思っているが…)…そうか。…なら俺は君の気持ちを尊重しよう」と返すしかできなかったぼいちであった。
「友達」なんてこれまでいたことないのに期待してしまった一樹くん。今まで必要とは感じてこなかったけど、本当は欲しかったのかな?なんて期待した事実がより気持ちを自覚させ想いを加速させていく。一樹的にはここからパートナー以上友達未満?みたいな気持ちで祈を見出しています。「元友達」として意識し始めるのでちょっと積極的な歩み寄りが出てくる。度々出てくるあの夢のように楽しい時間を過ごした人物がもし「祈」であったら、一樹は凄く嬉しいなと静かに思ってたかも。
ちなみにこの時PLは↓のやりとりしててかなり興奮していた。
(PL)これ祈って名前つけたのこちらですが、一樹くん無意識に選んだってことですか…?祈くんという過去のお友達の名前を…
(KP)うん、そう
(PL)ヒョエ
ただ一樹くんは、事件以降の記憶喪失もあり友達の作り方…分かりません!翌朝何とか祈と会話して少しでも祈と距離詰めれたらな〜って頑張って絞り出した言葉が「……いい共通点だな。『俺たち』の」です。不器用すぎるもっとかける言葉あるやろ〜〜(色々苦しいRPだった…)
結果祈くんには「よきパートナーアンドロイド」としての返答しかされなくてから回ってるポメ…お友達づくり難しいね…
関係バレの場面では「人間である自分」と「アンドロイドの自分」の狭間で苦しんでいる祈くんに対して、俺は地続きで「祈」を見ているよって伝えたい…そんな意で一樹は「君はずっと俺を守ってくれている。傷つけられたことは一度もないよ」と話していました。
そこからちゃんと「アンドロイドの祈」から「人間の祈」としての気持ちも溢れてくるような素晴らしいRPをしてくれたイチカさんに涙が出ました…;;ありがとうありがとう;;;;拙い気持ちを受けとってくれた〜!;;とぼいちPLは一方的に感極まっていました。
このカミングアウトによって一樹は祈のことを今度は俺が絶対守るぞって決意してる。大決意してる。大事なことなので2回言いました。
でも結局この先もぼにに守られっぱなしな一樹くんなのであった…(対赤星戦、最終決戦etc.etc…)
抱えた巨大感情
事件後のHO1の選択にて、八代さんの病室にてペラペラと手術内容を話す東宮に一樹は以前手術室で見た祈の実験記録の一文を思い出します。
「…」(残された体は交渉材料に…とはどう言う意味だ?)
「……聞いていいですか。俺の手術時に適合した少年というのは──有馬祈で間違いないですか」
「ああ、確か、そんな名前だったような?」
結果、祈くんは一樹をナイフから守るだけでなく彼自身の命まで、その体をもって守ってくれていた事実に一樹は気がついてしまったね…。どうしよう、俺守るって決意したのに祈から何も守れていない。むしろ奪ってばかりいる…この心臓も。
一樹的には密やかにしかしかなりの絶望ポイントでした…苦しい。現在進行形でこの心臓は動いていて、俺を生かしている…俺はずっと友達に守られ続けている…。これに勝る守りってなんぞや?俺は祈に何を返すことができる??
PL的にはここ自主SAN値チェックしたかったかも…なんて後からログ読み返して思っていました。やったらどうなっていたんだろう…。教えて出目…。
というわけで、心臓の件は一樹の中で厳重に秘匿されるんだろうなって思っています。言えねえよこんなの…。
ぼいぼにのエピローグ。初日の思い出からぶっちゃけ話まで、穏やかに会話が進む。これから築いていくお互いだけの関係に想いを馳せながら。祈くんの前向きで優しい光に照らされながら、一樹は一樹なりに「パートナーとして」「友として」大切な祈へたくさんの恩(ありがとう)を返すため生きていくんだろうな。もらった心臓の機能が停止するその時まで、ずっとさ…。
なんてぼいちPLは思っています。
…ハァ〜ッツぼいち→ぼにの感情が重っってぇよお〜〜〜!!!!